どうも。ママちゃこです。
「9割は叱ることではありません」って本を読んでみました。
最近、次女に手を焼いています。第一次反抗期とでも言うのでしょうか・・。
ちょっとしたことで機嫌が悪くなり、泣いたりわめいたり。
日によっては「手を洗って。」、この言葉だけでも十分な起爆装置になるようで、
「なんで!!」「いやだ!!」「めんどくさい!!」とそれから1時間近くぐずり、全くお話にならない。
そんなことが頻繁に続くと、私の沸点もどんどん下がり、毎日些細なことですぐ怒鳴ってしまっています。
一番参っているのが、私がどれだけ大声出しても決して従おうとしないこと。
あれだけ怒られれば、「とりあえず怖いから言う通りにしとこう」って思ってもおかしくないと思うんですが(ホントはだめなんですけどね。)、次女にはその手は全く効かない。
だからこっちもますます大きな声を出したり体を強くひっぱったりしてしまう。
本当はかわいいのに、もうこの子をどう扱ったらいいのか分からなくて、ずっと悩んでいました。
「怒る」と「叱る」は違う
よく私たちが言う「怒る」って言葉ですが、この本によると怒るとは親の感情を子どもにぶちまけること。
そして「叱る」とは、子どもの何がダメなのかを教えることだそうです。
そう考えると、私はいつも感情的に子どもに怒っていましたね。
9割は「叱ること」ではありません
タイトルを見たとき、ドキッとしました。怒るとき心の中で「これってそんなに怒ることかな。」と疑問に思いながら怒ってることがよくあるんです。
例えば「物を落とした時」「忙しい時にママに体洗ってほしいなと甘えたとき」「忘れ物をしたとき」「おうちのものを壊した時」など。
こっちの気持ちに余裕がないと、「忙しいのに!」「この前も言ったのに!」とついついちょっとしたことでも強く怒ってしまって、それにまた次女も反発してお互い収まらなくなる。
「ママだって怒りたくないよ!」っていつも言ってるんですが、そもそも怒るのが間違ってたみたいです。
この本では、叱るべき事は
①危険なことをしたとき
②周りに大きな迷惑をかけたとき
です。
命に危険が及んだり、取り返しがつかないようなことは
そう考えると、毎日大声で叱ってた(つもり)のことのほとんどが無駄叱りってこと。
自分がイラッとしてたことを子どもにぶつけてただけかもしれない。
子どもがひどくかわいそうに思えてくる。
・・・ごめんね。
子どもには、自分を好きになって自信を持って生きていって欲しい
私が子ども達に一番伝えたいのは、「自分に自信を持ってほしい」ってこと。
これは、私が子どもの頃から自分に自信がなく、いつもネガティブな事ばかり考えてしまうからなんです。
いつも周りの目ばかり気にして、自分がどうしたいかよりも周りが自分をどう思うかということばかり気にしてしまう。
「私なんて・・・。」とか「どうせ・・・。」とか思わずに、どんどん色んな事にチャレンジできる子になって欲しい。
自分ができてないのに偉そうなことは言えないけど、自分が出来なかったからこそ子どもには同じ苦労をさせたくないっていうか。
この本によると、ママが自分の事が大好きだということが子どもに伝わることで、子どもの心が安定し、自己肯定感が高まるんだとか。
そうすると子どもが自信とやる気を持って色々なことに取り組むようになる。
そして、ママの悩みのほとんどが解消される。
まぁそう簡単にすべてがうまくいくとは限らないですよね。
「無駄に叱らない」を実践中
実は、本を読んでから少し自分の考え方を変え、できるだけ怒らない子育てを実践中です。
あ、とは言っても、たまにネットやテレビで問題になっている「悪いことをしても怒らず、子どもを甘やかす」的なあれではないですよ。
私が気を付けているのは、時間がないとか、きょうだい喧嘩とか、何でも自分でやりたがるとかで私がイライラして大声で怒るっていうのをできるだけ減らすこと。
本でも書いていましたが、いきなりゼロは難しい。
けど、今まで一日10回怒ってたところを7回にするだけでも良いのです。
その分子どもが機嫌のよい時に、たくさん触れ合って、大好きだと言葉や体で伝えることで、「ココロの貯金」が出来て、気持ちが安定してくる。
私もここ最近、次女を抱きしめたり、頭をなでたり、小さなことでも上手にできたらちゃんと褒めたり、と意識的にしてます。
そうすると、不思議とこちらの気持ちも穏やかになって、なんだかイライラすることが減りました。
飲み物こぼしても「拭けばすむし。」と思うし、時間がない時にゆーったり用意してても「この子なりにやってるつもりなんだろうなぁ。」と思うようになった。
日常の生活で、きつく叱らなくてはいけないほど取り返しが付かないことって、案外あまりないのかもしれません。
喧嘩は相変わらずイラッとするけど、怒るより「ママは悲しい・・・。そんな風に傷つけあうために頑張って産んだんじゃないわ・・・。」と悲しそうにアピールしたら案外「しゅん・・」となったりして。
ま、まだまだ始めたばかりなので上手く言ったり行かなかったりだと思いますが、とりあえず最近の私の心は穏やかなのです。
まとめ
私、昔長女を産むときにある人に言われました。
「育児本なんか頼る母親になっちゃだめよ。」って。たぶんその人は「マニュアル本通りにしか育児できない母親にはならないで。」とエールのつもりで言ってくれたと思うんですが、でも今私にとって育児本も立派な育児アイテムになっちゃってます。
もちろんダンナや両親にも相談はしますが、自分の周りとは全く違うの人の考え方とか育児法は、とっても新鮮で新しいものが多くて、そっくりそのまんまマネは出来なくても、今までとは違ったヒントをもらえる感じ。
だから行き詰った時は、ヒントを求めて色んな本読んでみてます。
赤ちゃんの頃と違って子ども達も一人の人間としての欲求や意志が出てきて、どう関わっていけばお互いにとって一番いいのか、試行錯誤の日々です。
ちなみにこの本は生協で購入したのですが、一般の書店では販売されていないようです。
アマゾンや楽天にも無いようです。
現在、Amazonにて購入できるようです。
興味がありましたらこちらから。