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「授乳が辛いからやめたい…。」
毎日何とか授乳をこなしているけど、心も体も疲れ切って「母乳育児をやめたい」そう思っているママもいるのではないでしょうか。
私は去年4人目の子を出産し、現在4度目の母乳育児をしていますが、それでも最初はつらくて夜中に一人泣いた事もありました。

母乳育児は、何度経験しても最初はつらいです…。
だけどつらい母乳育児も必ず楽しいと思える時は来ます!
この記事では4度目の母乳育児を経験している私の、母乳育児が楽になるまでの体験談をまとめています。
私の体験談で、「母乳育児がつらいけどやめたくない。でもくじけそう…。」そんな悩んでいるママの心が少し軽くなり、楽しく授乳できる日が来ますように。
母乳育児は4度目でも最初はつらい

今回4度目の母乳育児になる私ですが、退院時は母乳が十分に出ずに最初は「母乳メインで、足りなければその後ミルクを足す」という風に混合で育てていました。
ゆくゆくは母乳だけで育て、誰かに預ける時だけミルクにするということを目標にしていましたが、退院後すぐに母乳育児がつらく感じました。
産後すぐの母乳育児は痛み・体力・精神力との闘いでしたね。
授乳時の胸の痛みが一番辛かった
退院後一番つらかったのは、胸の痛みでした。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだまだおっぱいを上手にくわえることができず、入院中から私の乳首には傷ができていました。
産院でもらった薬を塗っているものの、頻回授乳で治る間もなくまたすぐ授乳…。
切れた乳首を力いっぱい子どもに吸われるときのあの痛みは、本当に耐え難くて毎回歯を食いしばって授乳していましたね。
そんな必死の思いで授乳しても、1、2時間経てば子どもはまた泣き出す…。
授乳したくなくて、抱っこだけで泣き止まそうとしたこともありました。
出産時にあれだけつらい痛みを乗り越えたのに、またこんな大変な事が待っているなんて理不尽ですよね。
授乳による体への負担は増すばかり…
授乳がつらかったのは、胸の痛みのせいだけではありませんでした。
元々重度の肩こりと頭痛持ちだった私ですが、授乳時の体勢のせいで肩こりがさらにひどくなり、眠れないほどの頭痛に悩まされました。
産院でもらった鎮痛剤を飲んでも治まらない…。目を開けているのもつらいのに、授乳の時間になると子どもはお腹が空いたと泣き出す…。
何とかおっぱいをあげたのですがそれじゃ足りなかったんでしょうね。
その後も子どもは泣き続け、夜中キッチンで一人ミルクを作りながら私もワンワン泣いてしまいました。
もう体はボロボロでした…。
つらかったのは体だけじゃなく心も
体も限界でしたが、心も夫や家族の何気ない言葉もつらかったです。
赤ちゃんが泣いてると「お腹空いてるんじゃない?」「ミルクあげようか?」と言ってくる夫や上の子ども達。
はたから見ると「協力的でいいんじゃない?」となるもかもしれませんが、完母に移行していきたい私にとっては「母乳が全然足りてないんじゃない?」といわれているようでものすごくストレスでした。
産後1カ月くらいまではこのストレスマックスな状態が続き、「いっそのこと完ミにしてしまおうか…。」と思ったこともありました。
少し楽になったと感じた産後2カ月頃

産後2カ月目に入ると、少し楽になったかな?と感じるようになりました。
一番大きかったのは、赤ちゃんが上手にくわえられるようになり授乳の時に痛みを感じなくなったことです。
それまで苦痛でしかなかった授乳が、痛みを感じなくなったことで楽しみとは言えないまでも、苦痛ではなくなってきたんです。
痛みがなくなると少し気持ちに余裕が出てきました。
産後3カ月になると授乳が楽しく感じるように

そして母乳の出も良くなり、ミルクを足すことも無くなってきた産後3カ月頃。
この頃になると余裕が出てきてたのを実感します。
子どもの表情も豊かになってきて、おっぱいをあげると嬉しそうにしているのが分かるし、一生懸命飲んでいるその姿が愛らしくて愛おしくて…。
授乳するのが楽しみにもなってきましたね。
それでもやっぱり感じる母乳育児のデメリット

とは言え、今でもやっぱり母乳育児はつらいなと感じることもあります。
例えばこんな時です。
- 夜中の授乳で寝不足
- 歯が生えて噛まれる
- お酒が飲めない
- 詰まると痛い
夜中の授乳は、生後3、4か月頃に夜中に起きることが少なくなりだいぶ楽になったと思っていました。
ですが最近なぜか復活して夜中何度もおっぱいを欲しがるようになり、おかげで寝不足です。
また、最近歯が生えてきたので、授乳の時に噛まれることも増えてきました。
なぜつらいのに4度も母乳育児を選んだのか
なぜこんなに大変なのに4度も母乳育児を選んだのか。
私も1人目を産んだ時は、痛いのは出産の時だけじゃないの?と驚いたし、なぜ女ばかりがこんな目に…と前向きになれませんでした。
だけど1人目が1歳になって断乳したときに、今まで私はなんて幸せな経験をさせてもらったんだろうと心から思ったんです。
母乳育児に特にこだわりもなく、母乳の出が良かったから何となく母乳でそだてましたが、断乳の時に思い出すのは痛かったことや寝不足だったことではありませんでした。
一生懸命子どもがおっぱいを飲む音や、おっぱいを吸いながら私をジーっと見つめる子どもの目、授乳中に目が合った時の子どものニコーっとした笑顔。
それらを思い返すと胸が締め付けられるくらい子どもが愛おしく思えたんです。
子どもを産んで授乳を始めるたびに、最初はもれなくつらくて、くじけそうになりますが、気づけばあっという間に離乳食が始まり、そして授乳を卒業する時が来ます。
精神的・体力的に限界を迎えているならもちろん母乳育児をやめるのもあり。
だけど続けたい気持ちがあるのなら、いつか楽になれることを希望にぜひ続けていってもらいたいなと思います。
母乳育児はつらいけど必ず楽しめる日は来る!
産後体がまだ回復しない中での母乳育児は、心も体もボロボロになりますよね。
何度経験しても初めのつらさは変わりません。
だけどいつか楽になれる時がきます。
そしてつらさ以上の幸せを感じられるようになるはず!
家族に協力してもらいながら、今のつらい時期を乗り越えていきましょう。